苦手意識持っていませんか?二分脊椎を簡単理解!

※以前国家試験に出題されたところのみを、抜粋しています。
出題項目は、赤字で記入しています。

今回は『二分脊椎』です。国試範囲を網羅しつつ、簡単にまとめてみたのでよかったらどーぞ!

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二分脊椎の原因

二分脊椎とは、先天性中枢神経疾患の一つで先天的椎弓の癒合不全を総称し、
脊椎管背側を形成する椎弓や棘突起が先天的に欠損している病態を指す。

欠損しているところから、

髄膜・髄液・脊髄が脱失し、腫瘤を形成。→腰仙部に発生すると重症。

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4大症状 

①  水頭症
② 運動麻痺
③  感覚麻痺
④  膀胱直腸障害

ちょっとくわしく〜水頭症とは〜

本来、脳や脊髄は、脳脊髄液で、満たされた骨の中にあり、脳脊髄液は絶えず脳内ー脳脊髄を循環している。

しかし何らかの原因により、脳内の循環が阻害され、脳内に脳脊髄液が溜まりすぎた疾患。
水頭症が、高度になると

① 知能低下(脳室拡大により)
② 上肢の機能障害
③ 視知覚障害

 

脊髄係留症候群

児童期に出現。脊髄がある場所に、神経が引き伸ばされることで、神経に何らかの障害をきたした状態をいう。

なぜ児童期に起きるの?

生下時に、腰仙部に腫瘤がみられるため、成長に伴って頭側に上がっていくはずの脊髄が足側につなぎとめられてしまう。だから生まれて時間がたった児童期におきる。

二分脊椎のリハビリ

脊髄損傷と同じく、残存機能の保持とその活用を目的に行う。
なので、問題で麻痺の回復という選択肢があったら × です。

運動と変形   (Sharrard分類)

 

THレベル 下肢の動きはなし

L2レベル 尖足変形( 足関節底背屈が障害されているため )

L3レベル 股関節脱臼( 小児は、どれだけ早いうちに荷重できるかによって、臼蓋の形成をし、脱臼を予防することができる。=立位をとれないレベルではみられやすい。)

L4レベル 反張膝 (大腿四頭筋使えないため)

L5レベル 踵足変形 (前脛骨筋残存、下腿三頭筋機能しにくい→足関節背屈位

 

以上になります!国試範囲に絞ってお伝えしたので、ボリューム少なく、見やすいかと思います!参考になれば^ ^

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