※以前国家試験に出題されたところのみを、抜粋しています。
出題項目は、赤字+下線で記入しています。

まず、パーソナル障害は、簡単に言うと性格異常のことです。
その性格異常が3つの群に分類分けできます。ここの性格分類に関しては、説明文を読んで、どこの分類か分かれば、OKです。
A郡 :奇妙ないし奇矯な群
①妄想性
他人に対する不信、疑い深さが強い
②シゾイド(統合失調質)
社会から孤立しようとする自閉性がある
③失調型
奇異な考え方、錯覚、現実感消失
B郡 :演技的または感情的で気まぐれな群
①非社会的
他人への配慮がなく、権利を侵害する。
②境界性
感情・対人関係・自画像な非常に不安定で衝動的、見捨てられることに不安を感じ、異常に避けようとする。
③自己愛性
自分が素晴らしいと誇大に思い、自己中心的に振る舞う。
④演技性
過度に人の注意を引こうとする。
C郡 不安で臆病な群
①回避性
拒絶されることに極端に過敏で、そのために消極的になる。
②依存性
他人に強く依存し、自信に欠けている。
③強迫性
様々な形の完全主義と柔軟性のなさが特徴。
行動症候群 〜摂食障害〜
1 神経性無食欲症(拒食症)

・思春期〜青年期の若い女性に発症しやすい。
1. 病的なやせ願望
2. ボディーイメージの歪み(痩せているのに太っていると考える)
3. 極端な食物制限と下剤などの乱用
4. 月経の停止、産毛の産生
5. 乳房萎縮はみられない
6. 性格的には頑固で競争心が強い
7. 母親との心理的葛藤をみることもある。
・病識は欠如する、活動的。
2 神経性大食症(過食症)

発症年齢はやや高く、通常無月経は来さない。
発作的に無茶食いを繰り返し、食べるのをやめることが出来なくなるにも関わらず、肥満に対する恐怖心が常にあるため排出行動(自己誘発性嘔吐、緩下剤、利尿剤の乱用)をとったり絶食の時期を設けたりする。
・病識はある、活動性は低下する。
さらに詳しく見たい方は
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