中枢疾患のPT国試出題範囲を理解しよう。脳血管障害NO.2

こんにちは!今回は、PT国試の「脳血管障害」(今回は深く突っ込まないけど良く出題される問題)についてまとめて見ました。これは、あくまでもPT国試対策となりますので、深く知りたい方は、オススメできないです。

まだ第1段を見ていない人は、こちらからどうぞ→ JCS・GCSを正確に答えられますか?〜脳血管障害NO.1〜

また赤字の箇所がPT国試に出題された箇所になりますのでご参考になればっ( ͡° ͜ʖ ͡°)!!

ではスタートします!!

Wallenberg症候群(延髄外側症候群)

延髄外側の障害によって見られる様々な症状をWallenberg症候群(延髄外側症候群)という。

原因

椎骨動脈やその枝の後下小脳動脈などの閉塞などが多いと言われている。

症状

 病巣側の小脳失調
② 顔面の温痛覚脱出(障害側)
③ 健側の頸部以下の温痛覚脱出
④ Horner症候群
⑤ 嚥下困難・嗄声・味覚障害(球麻痺

 

視床症候群

視床は感覚の中継点・運動調節にも働くため、障害されると不随意運動が見られることがある。

病態

後大脳動脈の主幹血管の閉塞などによって起こる。原因の多くは、出血・血栓。

症状

① 病巣と対側半身の全感覚障害、強いしびれ・中枢性疼痛視床痛
② 病巣と対側の片麻痺・不随意運動
③ 顔面神経麻痺(Bell麻痺)

・片側顔面の閉眼ができない。(兎眼)→角膜の乾燥を防止するために眼帯を着用
・額のシワ寄せができない。
・口角が下がる。食べ物がこぼれる。鼻唇溝が消失する。
・顔面の疼痛やしびれ

治療

Bell麻痺とも保存治療が基本。

① 急性期:以下の薬剤を併用し、保存的治療を行う。

a 副腎皮質ステロイド薬
b 抗ヘルペスウイルス薬
c ビタミンB製剤

リハビリ

顔面神経麻痺に対して、マッサージは行われるが、過度な運動訓練や低周波電気刺激は病的共同運動などを誘発する恐れがあり、行わない方が良い。

 

外傷性脳損傷

交通事故などの外部からの衝撃によって脳にダメージを受けること。

症状

認知症記憶障害行動異常脱抑制注意障害

ADLの予後

・昏睡期間:6時間以上続くと、予後が不良。
・除皮質肢位:ある場合、運動・精神機能の予後が悪い。
・外傷性健忘:14日以上続く場合予後不良

※半盲は予後と関係ない。

 

TIA(一過性脳虚血発作)

症状

24時間未満に消失する、虚血による一過性の脳虚血症状。

発作の起こり方は急速であり、典型的には2~15分以内に消失することが多い。脳梗塞の危険因子であり、速やかな対応が重要である。

リハビリ

全身状態が安定していれば、直ちにリハビリを開始。

 

肩手症候群

CRPSのひとつ。

原因

・B.SⅢ以下→重度の片麻痺で多く見られる。

・自律神経機能異常。

病態

・発症後3日後~6ヶ月に起こる。肩~手に起こる疼痛と拘縮(手指からスタート)
・亜脱臼のため、肩甲骨内転・下方回旋になりやすい。
・皮膚温:局所的に上昇。全体の体温上昇はなし。

治療

負荷をかけない範囲での自動運動であれば、悪化させることはない。

① 星状神経節ブロック
② ステロイド療法
③ アームスリング装着

リハビリ

・温熱療法(電動熱)、マッサージ、ROMなど

 

反射性交感神経性ジストロフィー

別名:複合性局所疼痛症候群 局所性自律神経障害

症状

四肢末端部の外傷後など、その周囲に交感神経機能障害を引き起こす。
→具体的に交感神経症状とは、疼痛・腫脹・血行障害・関節拘縮を主症状とする。

 

以上になります!この範囲は、出題されることは多々ありますが、そう深く聞かれる箇所ではないかと!
第53回PT国家試験まで、後136日♪♪ひとつひとつ着実に点数へ繋げましょう!!

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