PT学生でもわかるホルモンの基礎。理学療法国家試験対策

 
ホルモンってすごい・・
 
お母さんが幸せだと胎児にも伝わる・・
ホルモンは血液によって流れるから^^
 
ストレスフリーで常に幸せで穏やかな気持ちでいたいものですね♡
 
 
そんな大切なホルモン!国試出題範囲を踏まえて、ひとつずつ書いていきます。(3000字のボリューム記事なので休憩挟みつつ読んでみてください。)
 
 
 ではまず、

ホルモンとは??

 
血液に乗って体中を流れる。そのため血管さえ通っていれば、ホルモンは送れる。血液にのって流れるため、ピンポイントで働かせたい時は使えず、神経を使う。
またホルモンの特徴として、神経は切れる心配があるがホルモンはそんな心配なし。
 
 

ホルモンはどこで産生される?

 
 
ほとんどのホルモンは内分泌腺で産生される。内分泌腺とは視床下部下垂体甲状腺上皮小体(副甲状腺)副腎膵臓消化管性腺(卵巣・精巣)がある。
 
 
 

次にひとつずつ内分泌腺とホルモンについて↓( ◠‿◠ )。

 

視床下部とホルモン

 

 
・副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)
・甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)
・性腺刺激ホルモン放出ホルモン
・成長ホルモン放出ホルモン(GH-RH)
・プロラクチン放出ホルモン(PRH)
・ソマトスタチン
・プロラクチン放出抑制ホルモン
 
(ホルモンの前に放出・抑制という名称が付いていると理解。)

下垂体前葉(6種類)

       
 
 
成長ホルモン
甲状腺刺激ホルモン
副腎皮質刺激ホルモン
卵胞刺激ホルモン
黄体形成ホルモン
乳腺刺激ホルモン(プロラクチン)
 
 
この中で具体的な作用まで理解しておく必要があるのは「成長ホルモン」
 
 

成長ホルモンについて詳しく。

 
 
・全身(特に骨・筋)の成長を促進。
 ・蛋白質である成人になってからも分泌される。
 
 
過剰分泌
骨端線閉鎖前:下垂体性巨人症となり、著しい高身長になる。
成人になって骨端線が閉鎖後に成長ホルモンが過剰に分泌されると、先端巨大症となる。
 
骨端線閉鎖後:成人になって(骨端線が閉鎖)から成長ホルモンが過剰に分泌されると、長骨が変形。(先端巨大症)
 
 
 
分泌低下 
 90%以上が原因不明で、成長ホルモン分泌不全性低身長症と呼ばれる。生まれた時は平均身長ですが、3歳ごろには標準をかなり下回る。
 
成長ホルモン以外の標的器官を羅列。
 
 

ホルモン 標的器官
甲状腺刺激ホルモン 甲状腺
副腎皮質刺激ホルモン 副腎皮質
卵胞刺激ホルモン 精巣・卵巣
黄体形成ホルモン 精巣・卵巣
乳腺刺激ホルモン(プロラクチン) 乳腺(直接作用)
 
 
 ホルモン名と標的器官名が対にして覚えよう(╹◡╹)
 

下垂体後葉とホルモン

 
バソプレシン(抗利尿ホルモン)
オキシトシン
 
 
抗利尿ホルモン(バソプレシン)
 
抗利尿ってなに?⇨「尿量の増加に抵抗する」という意味で、尿の量を少なくする役割
 
 
 これらは、標的器官へ直接分泌。
 
ホルモン 標的器官
オキシトシン 乳腺・子宮
抗利尿ホルモン(バソプレシン)
 
 

その他のホルモンについて説明

 

松果体

メラトニン
 
・ 間脳の背面に位置。
・概日リズムの調整。
 
 

甲状腺

甲状腺ホルモン 

サイロキシン・トリヨードサイロニン
 
・組織の分化促進
体熱産生促進(=基礎代謝率の増加)
・血糖値上昇促進
 
 
カルシトニン
 
骨形成促進(血中Ca2+を骨に取り込み)
・腎臓からのCa2+排出増
・尿細管でCa2+分泌促進
 
 
 
甲状腺ホルモンの分泌異常
 
分泌過剰バセドウ病(グレーブス病)
分泌不足粘液水腫
 
 

 

上皮小体(副甲状腺)

 
 
位置:甲状腺の後面
 
パラソルモン
 
役割:身体のほとんどのカルシウムは骨に存在。つまり骨はカルシウムの貯蔵庫であり、必要な時に上皮小体ホルモンを分泌して、骨からカルシウムの分解を促します
 
 
副甲状腺ホルモンの分泌異常
 
分泌過剰骨軟化症・骨粗鬆症
分泌不足テタニー
 
 

膵臓(ランゲルハンス島)

 
 
位置:胃の後方
特徴:内分泌腺と外分泌腺の両方を持ち合わせた混合腺組織からなっている。
内分泌腺は、膵臓の細胞群の中に島のように点在することからランゲルハンス島と呼ばれている。
 
ランゲルハンス島には、A(α)・B(β)・D(δ)の3種類の細胞がある。
 
・α細胞:グルカゴン
・β細胞:インスリン
・δ細胞:ソマトスタチン
 
インスリン
役割:血糖を低下
 
グルカゴン
役割:血糖を上昇。
 
 ソマトスチン
役割:上記2つ(インスリン・グルカゴン)の分泌を抑制する。
 

副腎

 
 
位置:腎臓の上部左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。
特徴:副腎皮質副腎髄質からなるもの。
 

副腎皮質

アルドステロン(電解質コルチコイド)
血中のナトリウムイオン量を増やし、カリウムイオン量を減らす。
 
糖質コルチコイド:糖新生(グルコース産生)を促進し血糖値を上げる。
 
アンドロゲン
 身体を男性化する男性ホルモンの総称。(しかし、男性ホルモンとしての効力は、精巣から分泌されるテストステロンが最も高い。)
 

副腎髄質

 カテコールアミンを生成・分泌する。私たちが精神的あるいは身体的な恐怖にさらされた時、そのストレスに対応できるように身体を興奮状態にし、「闘争・逃走」の準備をするホルモン。
 
アドレナリン
ノルアドレナリン
 
・交感神経作用と同じ(心拍数増加・血圧上昇・血糖値の上昇など)
 
 

腎臓

 腎臓は尿の生成を行い、体内で不要となった物質の排泄、ホルモンを分泌して、体内の恒常性維持に大きな役割を果たす。
 
レニン
・血圧を上昇させる。
 
エリスロポエチン
赤血球の生成を促す。
 
 

卵巣(女性)

女性ホルモン 
 
・卵胞ホルモン:エストロゲン
・女性の第二次性徴の促進、乳腺の発育促進
 
黄体ホルモンプロゲステロン
 受精卵の着床促進・排卵抑制・妊娠維持
 

精巣(男性)

 
 
主な男性ホルモン
 
テストステロン(アンドロゲン)
 胎児期や思春期に生殖腺の発達を促すとともに、成熟した精巣内で精子の成熟を促進。
上記を見やすく、まとめました。
 

国試出題多い箇所を再度確認。

血糖値を上昇・下降させるホルモン

 
血糖とは、血液中のブドウ糖濃度を示す。

血糖値上昇

 
①  アドレナリン(=エピネフリン)ノルアドレナリン
・肝臓・筋肉の貯蔵グリコーゲンを分解して血中に放出
 
② サイロキシン
・肝臓でグリコーゲンの分解促進
 
③ 糖質コルチコイド
・糖新生(グルコース産生)を促進し血糖値を上げる。
 
④ 成長ホルモン
・肝臓で糖新生を促進。肝臓でグリコーゲンの分解。
 
⑤ グルカゴン
糖新生の合成促進。
 
 

血糖値低下

 
インスリン
 
・副交感神経興奮によって促進。
  
・筋肉:糖・アミノ酸取り込み促進、グリコーゲン。蛋白質合成促進
 
・脂肪組織脂肪の合成促進・分解抑制・蛋白質合成促進
 
・肝臓:糖新生抑制、グリコーゲン・蛋白質合成促進
 
・糖新生:肝臓のグリコーゲン貯蔵が減少すると全身の脂肪(グリセロール)や蛋白質を肝臓に運び、肝臓内でグリコーゲンに合成する。
 
 ・皮膚傷の治癒促進
 

骨代謝に関わるホルモン

 

骨吸収

 
骨を分解し血中へカルシウムを放出する。(血中Ca濃度を上げる。)
 
 ①上皮小体(パラソルモン)
副腎皮質(糖質コルチコイド)
 

骨形成

血中から骨へカルシウムを取り込み骨形成を行う。(血中Ca濃度を下げる。)
 
 
① 甲状腺(カルシトニン)
②下垂体前葉(成長ホルモン)
腎臓(ビタミンD)
卵巣エストロゲン(女性ホルモン)

 

以上になります(╹◡╹)最後まで読んでくださりありがとうございます。

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ではでは!!年内ラスト記事でした!良いお年をお過ごしください(╹◡╹)♡

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