脊髄損傷の合併症。理学療法国家試験対策

こんにちは!今日は「脊髄損傷の合併症」についてです。複雑でないので比較的点数取りやすいと思います^ – ^

赤字のところが以前の国家試験で出題されたところになりますので、ここを中心に見てみてください!ではいきます。→→

脊髄損傷の合併症

頸髄損傷では、自律神経症状など様々な症状をきたす。

急性期

・排尿障害

・麻痺性イレウス

・胃潰瘍

・起立性低血圧(交感神経の支配が断たれるため)

慢性期

・異所性骨化

・褥瘡

・拘縮

・骨萎縮

・骨折

呼吸リハの目的

頸髄損傷の場合、肋間筋麻痺や呼吸中枢障害により呼吸障害が見られる。

無気肺の予防

横隔膜呼吸の促進

胸郭拘縮発生の予防

気道内分泌の喀出(かくしゅつ)の促進

肺水腫の予防はリハで行うのは困難。無気肺予防は可能。(肺水腫の原因が、左心不全・肺炎・低アルブミン血栓でなるため。)

褥瘡の好発部位

発生因子

・圧迫

・不潔・湿潤

・摩擦

・全身状態の低下

側臥位

大転子部

膝関節部

外果

背臥位

・後頭骨

・肩甲骨

・肘頭

仙骨

・坐骨

踵骨

異所性骨化

症状:脊損後1〜6ヶ月くらいで発症。⇨麻痺領域の関節に発症。

関節周囲の筋肉に発症。⇨ROM制限発生。

1位:股関節

2位:膝関節

3位:肘関節

4位:肩関節

(過去問に異所性骨化は、背中に好発となっていたがこれは×

原因

不明。しかし受傷初期に関節を非愛護的に扱うことからくる。微細損傷や浮腫が誘因と言われている。(矯正手技

発症直後

局所の熱感腫脹血中アルカリフォスファターゼ値の上昇(骨産生により)がある。血中カルシウム値は正常

自律神経過反射

TH5〜6より高位の脊損患者において多く見られる合併症。

症状

①顔面紅潮

頭痛

発汗

徐脈

⑤呼吸困難

⑥動悸

⑦発作性高血圧

⑧鳥肌立ち現象

⑨胸内苦悶

※ 交感神経症状が多く含まれる。

一番の問題は、異常に高くなる血圧で収縮期血圧200mmHgを超える。⇨脳出血の危険があるため早急に原因の解消を行う。(導尿・便処理)

膀胱機能

核上型(痙性膀胱)

受傷以前と比べ貯められる尿量の減少。仙髄より上位の受傷では一般的。⇨トリガーポイントを利用した排尿訓練

核型・核下型膀胱(弛緩性膀胱)

膀胱筋は収縮する能力を失い弛緩しやすくなるため尿が貯まりがち。仙髄レベルか馬尾損傷で一般的。⇨圧排尿訓練が適応。

脊髄ショック期

重度の脊髄損傷を負った際に、一時的に脊髄反射が消失した状態。

期間:24時間〜3週間で回復

回復の仕方:①損傷された部位⇨②下位の反射

排尿反射10週程度かかることが有

冷水テスト陽性は排尿訓練開始の目安。

・冷水テストとは?

冷やした滅菌生理食塩水50〜100mlをカテーテルから膀胱注水。⇨尿道から流出⇨陽性(排尿筋反射出現と判断。)

・残尿が50ml以下であれば間欠導尿は行わない。⇨排尿のトリガーポイントは下腹部の軽い連続的な叩打・マッサージ

 

頸髄損傷で受傷3日後のROMは、

肩関節屈曲・外転は90°まで、肩関節内旋・外旋は約45°まで。

以上になります。何か気になる点がありましたらお気軽にお問い合わせまでどうぞ(╹◡╹)

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