出題頻度高い!物理療法について。理学療法国家試験対策

こんにちは!今回は「物理療法」についてです。ここの範囲よく狙われますよね!「超音波療法」なんて特にです。しっかり抑えておいた方が、国試の点数に繋がるかと思いますので、確認しておきましょう( ´ ▽ ` )

ではいきます!!

温熱療法の効果

① 組織の粘弾性の改善

② 局所新陳代謝の向上

③ 循環の改善

 

寒冷療法の効果

① 炎症の緩和

② 浮腫の軽減

③ 疼痛の緩和

④ スパズムの軽減

⑤ 痙縮の抑制

⑥ 神経伝達速度の低下

→ 温熱・寒冷療法のどちらも疼痛緩和痙縮の抑制

寒冷により、

α運動ニューロンが活性化する反面、

Γ運動ニューロンが抑制され、筋紡錘の感受性が減弱。

・浮腫の改善には繋がらない。

 

温熱療法の種類

① 伝導熱:ホットパックパラフィン

② 放射熱:赤外線レーザー

③ エネルギー変換熱:超短波極超短波超音波

語尾に「派」とつくと、エネルギー変換熱に分類される。

④ 対流熱:気泡浴渦流浴

 

寒冷療法の3種類

① 伝導冷却:コールドパックアイスパック

② 対流冷却:扇風機などで熱を奪う。

③ 気化冷却:コールドスプレー

 

パラフィン浴

 

・治療時間:20分程度

・温度:50~55°前後

・流動パラフィン:固定パラフィン =3:100

 

特徴

比熱が大きい。引火性がある。

表在温度の上昇効果が高い。(生体の1〜2㎝まで)

・肩・膝などは塗布法を用いる。

比熱の大きい物質は、温まりにくく冷めやすい。

種類

① 間欠パラフィン浴(グローブ法)→浴湿布

② 持続パラフィン浴

③ 塗布法

 

① 間欠パラフィン浴(グローブ法)

秒数:1〜2秒

回数:約10回

ポイント:前回より遠位まで

→浴湿布

ビニール袋→タオル

 

② 持続パラフィン浴

多少温度を低くしたパラフィンの中に持続してつける。

③ 塗布法

 

浴浸できない背部・大腿部に対して。

水治療法

水中運動療法では、2633が適する。

また、33〜36℃の水温は不感温度であり、脈拍・血圧・呼吸などの生理機能の影響が最も少ない。→冷たくも温かくも感じない温度。

ハバート浴

水温:37〜40℃の温浴

 

特徴

・渦流浴と気泡浴が行える。

・寝たまま入れるので、発病後早期で筋力が低下しているときや座位保持が保てない時に使用。

 

禁忌

感染症の急性期・感染性皮膚疾患のある患者。

・静水圧:静止した水の中に働く力=水の重さによって生じる圧力、水深が大きくなればなるほど強くなる

・動水圧:流水中の水圧、流れる向きの垂直な面が受ける圧力。(粘性抵抗)→水中運動速度の2乗に比例する

頸部で水中に浸かると、静脈還流量の増加・1回心拍出量増加し心拍数は低下。静水圧によって右心負担の増加が見られる。

 

粘性抵抗

① 摩擦抵抗:物体の表面と周囲の水との間=摩擦抵抗

② 渦抵抗:水中に渦が生じ、それによる抵抗。

 

物体の一部が水面に出た状態で進む時、水面には波が生じ造波抵抗

湿度は酸素摂取量に関係しない。

 

超音波療法

出題頻度高い!!

・温熱効果:1.0~2.5W/㎠(連続波)

・非温熱効果:0.5~1.0W/㎠(間欠波)

→超音波の強度は?と問われたら、0.5〜2.5W/㎠

 

1MHz:皮膚表面から2~5㎝

3MHz:皮膚表面から2㎝まで

・超音波の発生原理は逆圧電効果(逆ピエゾ効果)である。

・超音波は常に移動させる。

・凹凸のある部位は、水中で照射する。

 

導子の移動速度

ビーム不均等率:超音波の平均強度に対する最大強度の比率

5以下→1㎝/s

6以上→4㎝/s

 

ビーム不均等率

→超音波の平均強度に対する最大強度の比率。

摩擦熱

媒介物質(カップリング剤)

治療部に空気の層ができない程度に塗る。

治療範囲

有効照射面積(ERA)の2倍まで

① 富士山型

平均強度と最大の差が少ない。

② マッターホルン型

平均強度と最大の差が大きい。

 

 

水中法

・水は煮沸して、水中の気泡は除く。

・導子と患部は0.5~1㎝離す。

・術者の手は水中に入れない。

 

極超短波療法

 

強度2450MHZの電磁波を使用。

 

・深部温熱でありエネルギー深達度は、

・皮膚・脂肪・表層筋:3~5㎝

・最加熱部位:2.5㎝

→ 水分に富む組織に優れ、特に筋層を選択的に温めることが出来る。

 

適応

① 慢性非炎症性疾患(変形性関節症・仙腸関節痛・粘液包炎・肩関節周囲炎)

② 軟部組織性疼痛

③ 神経性疼痛

④ 関節の拘縮・捻挫

 

準備・方法

・照射前に磁気やカードや時計を外す。

・妊娠中のセラピスト・患者の操作は避ける。

 

禁忌

① 温熱療法の一般の禁忌(急性炎症部位・悪性腫瘍・出血傾向・知覚麻痺)

② 金属部位への照射(衣服・装飾品・体内金属含む。)

③ 心臓ペースメーカー使用者

④ 眼球・男性生殖器・妊婦の腹部

⑤ 小児の骨端線

 

 

以上になります。最後までお読み頂きありがとうございました!何か質問がありましたら、お気軽にこちらまでどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA